品質・安全衛生

安全、品質、信頼性を社員一人ひとりの使命として
高度な品質と絶対の安全を誠心誠意提供する。
これが当社の一貫した経営姿勢です。

その実現のため、「高度な品質と安全の提供」を品質方針として品質管理委員会のもとで品質マネジメントシステムを確立し、開発・設計から出荷・納入・アフターサービスにいたる全ての工程において、品質管理活動を全社にわたって展開してきました。

また、安全に関する取り組みは、安全衛生管理規定を制定すると共に安全衛生委員会を設け、業務遂行にあたって発生する災害事故を防止し、社員の安全と健康を確保すると共に快適な作業環境を作り、もって業務遂行の円滑化と能率の向上を図ることを推進しています。

1993年、通商産業大臣(現経済産業大臣)より「高圧ガス設備製造事業所」の認定を受け、さらに1999年には品質保証の国際規格「ISO9001」の認証を取得。マーケットのグローバル化にともない、世界に通用する品質と信頼性を維持し、さらに向上させていくよう、CSR活動をより進め、たゆまぬ努力を重ねてまいります。

全社的「安全の日ミーティング」実施

当社では、毎月第二水曜日を「安全の日」と位置づけ、安全衛生委員会から発行される「全社統一テーマ」につき、本社は各事業部,チーム、支社、営業所、出張所毎に全員参加のミーティングを実施、CSR活動の一つとして全社的安全活動を推進しています。
このミーティングの中では、ヒヤリ・ハットについても発表することになっており、その結果は、報告を受けた安全衛生委員会から、各所にフィードバックされ、次月の「安全の日」に全員で共有されることになります。 その他、このミーティングでは社内で毎月発行される「保安管理情報」*中の事故情報についても討議することになっており、社内外の事故等の再発防止の周知徹底にも役立てています。

  • 全社的「安全の日ミーティング」実施
  • 全社的「安全の日ミーティング」実施

「保安管理情報」*
危機・保安管理グループが毎月グループウェア上に開示している「社内報」で、社内外の事故情報、関連法改正動向、安全訓話、クライシスコミュニケーション等を載せています。

全社的「安全衛生パトロール」の実施

当社は、職場の安全衛生を確保するため、選任された委員により月1回のパトロールを実施しています。社内を巡回し、危険箇所を発見、改善することで、事故や地震時などの災害の二次災害を未然に防ぐことができます。
導入して間もない頃は、整理整頓がされていない棚や机をはじめ、危険箇所がたくさんありましたが、現在では指摘箇所が少なくなりました。安全衛生パトロールが社員の安全に対する意識向上に繋がっていると感じています。

  • 全社的「安全衛生パトロール」の実施

防災事業所としての訓練

当社は、山形、滋賀、広島、山口、熊本で防災事業所に指定されており、高圧ガスのガス漏れ等が発生した場合、関係官庁からの要請で現場に急行し、支援する立場にあり、その訓練は定期的に実施し、いざという時に備えています。
下の写真は路上におけるガス漏えいに対する一訓練風景です。

  • 防災事業所としての訓練
  • 防災事業所としての訓練
  • 防災事業所としての訓練
  • 防災事業所としての訓練

各種防災訓練の実施

当社は、高圧ガスの製造、販売、薬品の販売を行っており、万一の災害発生時を想定した防災訓練を実施しています。この中には全社規模で取得したISO14001にある環境に対する「緊急事態への準備及び対応」に包含されている緊急事態定期訓練も含まれています。 この緊急事態対応訓練は、2003年4月1日に制定した“危機管理規定”と連動をとっており、幅広い訓練項目が想定でき、順次訓練の幅を広げ、全員が参加できる訓練を計画しつつあります。

訓練風景

1.薬品漏えい想定訓練

大量の薬品を貯蔵している事業所では、万一の漏えいに対する訓練が実施されています。 自事業所以外には災害を及ぼさないことを第一として、漏えい薬品の流出防止訓練風景です。

  • 1.薬品漏えい想定訓練
  • 1.薬品漏えい想定訓練
2.防災訓練

本社では、中原消防署の協力を得て、消火訓練、起震車を活用しての訓練を実施しました。参加者全員が有効性を認めた訓練であったことから、今後も有効な訓練計画を模索していくことが、重要であることを再認識できた訓練でした。

  • 2.防災訓練
  • 2.防災訓練
起震車

過去に起きた地震の震度を体感できる仕様です。各人が選定して体感しました。

  • 起震車
  • 起震車
消火訓練

消火器を使った、初期消火の訓練をしました。

  • 消火訓練
  • 消火訓練
救護・搬送訓練

負傷者出ているとの想定で救護・搬送訓練を行いました。

  • 救護・搬送訓練
  • 救護・搬送訓練

当社の事業内容である高圧ガスの販売、半導体製造用各種装置の製造並びにプラント建設(配管工事)に関してその業務に必要となる資格者を以下のように有しており、お客様に安心・満足していただけるよう努めております。

高圧ガスの製造・販売関係

2022年9月現在

高圧ガス製造保安責任者 294名
高圧ガス販売主任者 一種:188名 二種:62名
移動監視者 64名
毒劇物取扱主任者 33名

各種装置の製造・配管工事関係

2022年9月現在

溶接技術者 17名
各種浸透試験検査者 31名
液化石油ガス設備士 29名
管工事施工管理技士 一級:18名 二級:19名
電気工事施工管理技士 一級:8名 二級:8名

その他社内資格制度として、社内で定めた約60種類の特殊高圧ガスを取り扱う者は、所定の勤続期間を経た後、学識・実技試験に合格した者に「特殊ガス取扱認定者」としての認定証の発行とワッペンの授与、常時着用を義務付けています。

実技にはシリンダーキャビネットの操作、緊急時の措置に必要となる空気呼吸器装着時間1分以内、消火器の取り扱い等という実技も含まれており、いざという際に役立てる人材の確保、育成を行っています。

特殊ガス取扱認定者ワッペン

特殊ガス取扱認定者ワッペン